Kiss my feet 、ハチは舐める

このコンテンツは大人の男女関係について書いた大人向けの記事です。

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「ハチ、靴下脱がせて」

ベッドで寝転がっているドイツさんが言いました。ドイツさんの足は大きいです。ドイツさんの家に初めてお邪魔をした時に玄関をまたいで最初にびっくりしたことは、彼の足の大きさでした。この瞬間まで気にも止めていなかったのですが、自分の靴を脱いで揃えると、私の靴と玄関に並べてあったドイツさんの靴が並んだのですが、それはもうピーマンとトウモロコシくらい違っていたのです。だって30cmを超えているんです。

私は寝転がっているドイツさんの足元に行って彼の靴下に手をかけました。ですが自分の靴下を脱ぐ時とは大違いで、これがなかなか脱がせられるものではないのです。踵に引っかかって取れないので、丁寧に靴下の踵の部分に当たる生地をめくって、ようやく出てきたドイツさんの片方の足。両方の靴下を脱がせて一仕事終えたような気分になりました。人の靴下を脱がせるのは一苦労であると、この時初めて知りました。

「You are a good girl for me right? Kiss my feet 」

「えっ・・・あ・・・足にキスするの?(・_・;)」

突然予想だにしていなかったことを言われて、ぐらぐらと小刻みに視界が揺れました。ドイツさんの方を振り向くと、頭に腕をまわして、どーんと構えていらっしゃる・・・。こっちは平常心を乱されているというのに、普段と変わらずリラックスしすぎです(^^;)まぁこちらも彼に言われるがままですので、それはいつも通りなのですが・・・。

私は恐る恐る腰を折り曲げながら、ドイツさんの顔を見たり、彼の足を見たり、何か「本当にいいの?これからあなたの足にキスしますよ?」と念入りに確認するかのようにその間を視線で何往復もしていました。なぜなら足はけっこうプライベートな部分だと思っているので、そこに自分が近づこうとしている現状に躊躇っていたからです。まるでおびえた子犬がお腹を空かせているにも関わらず、差し出された食べ物の方に向かうことができない状況のような、キスするのが恥ずかしいとかではなく、とにかくこの時の私がおかれている状況が怖かったのです。

前かがみになりドイツさんの足のすぐ近くまで顔を寄せると、もう一度ドイツさんの方に目をやりました。「Go ahead 」その合図で私は彼の足の甲にキスをして、またドイツさんを見ました。「Again, until I say enough 」と返ってきました。不思議なものですが、あの感じていた恐怖心は最初のキスをした時点で消えていました。何度かキスを繰り返していると、今度は足の指を舐めろとの指示がきました。

「えっ・・・( ̄□ ̄;)」

この時もそれは本気で言っているのかと、ドイツさんを何度も見返しました。そしてまたも私の中でいろんなものが乱れていきます。心臓がドキドキして、言われたことが現実であるとなかなか理解できず、頭もクラクラするし、焦点も定まらず、自分の限界を超えた状況にいるような感覚でした。それに加えドイツさんの鋭い眼差し。いつ彼の方へ目をやっても、私の目を真っすぐに見ていて、「私を見ないで(>_<)」と念じながら彼の方をチラッと見ても、ものすごく見られているのです。それはもう不快極まりないです(^^;)念じたところで抵抗にも何にもならず、無駄に体力を浪費してしまった気がします。さらにこの時の長い沈黙に崖の淵へ追いつめられているようで、私には道がないように思いました。

私はこのシーンとした空気とドイツさんの目から逃れられるならと、思い切ってドイツさんの親指をひと舐めしたのです。嫌ではありませんでした。それに何を恐れることがあったのかと思うほど、彼の足に最初にキスをした時と同じで、一瞬にしてざわついていた心が無になりました。自分でもびっくりするほどいつもの自分がすぐに戻ってきました。ただひとつ変だったのは、他人の足を舐めている自分だけでした。

「足の指は親指だけじゃないだろ」

ドイツさんに言われるがまま、黙々と舌を動かしました。両足合わせてどのくらいの間そうしていたのか分かりません。ドイツさん、くすぐったくないのかなぁ・・・とか、舌よりも自分の体重を支えている腕が疲れるという体力のなさに、もっと筋トレしないとなぁ・・・と状況にそぐわないことを考えたりと、私にとってはいろいろと変な時間でした。そして、ようやく解放されて一息つこうと思ったときです。

「Do you wanna lick more? 」

そう言ってドイツさんは自分のものを私の前に差し出してきました。私は差し出された彼のものに、今度は舌を這わせるのでした。

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