不意打ちからの新展開

イタリア人の彼とのことでドイツさんに借を作ってしまった私。何かお返しをしないといけないなぁと思っていました。今週末はドイツさんも「暇だ」と言うので、今になって渡すならもう少し包装にこだわれば良かったかなぁと思いますが、彼の好きな生ハムとチーズを手土産に持ってドイツさん宅に伺うことにしました。ドイツさんは「ありがとう」と言ってそれを冷蔵庫に入れると、「あの夜のこと(私がフラれた日)を覚えてる?俺に貸しがあるよな?」と・・・。「あの~・・・そのお礼に今日あなたの大好物を持ってきたんですけど・・・(^^;)」と説明する時間もなく、ドイツさんは私の方へ寄ってきて強引に私の腕を掴みました。

「従え」

「はい?(・ ・;)」

いつもの命令口調だけど、何故かいつになく真剣な顔で言うものですから、反射的に身構えてしまいました。ものの数秒のことでしたが、鮮明に覚えています。人は危機を感じるとスローモーションで自分のいる状況を見るような感覚を体験することがあるようですが、あれはまさにそれでした。ドイツさんは私のパーソナルスペースに踏み込んで、ずんっと体も顔も近くに寄せてきます。そして私はソファに押し倒されてしまいました。

「ハチは俺が好きに使う」

窓からの平和な日差しに似つかわしくないこの状況。突然のことで体が硬直して動かず、フリーズしていると、私に少しだけ逃げるための間を与えてくれたドイツさん。その時振り切ることもできたのですが、しませんでした。

こういうのも悪くないのかもしれません。フラれてしまっては自由の身。もちろん30歳をとうに過ぎている私はこれでいいはずはなく、遊ばずにちゃんと自分の人生を考える方が賢いと思うのだけれど、なんかいろいろ面倒くさくなってしまいました。

 

少し息抜きをするのもいいのかな・・・。

 

私はこの日、ドイツさんを受け入れました。

 

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