始まりは1通のメールから⑥

うすうす感じていた何かがおかしい、でもその何かが分からず色々ややこしくなってしまった、ポーランドさん含め、ドイツさんとぎくしゃくしてしまったお話です。

「But your heart is mine 」

 

えーっと、何・・・?( ̄▽ ̄;)

 

ドイツさん家でふたりしてシーン・・・としてしまったこの時間の長いこと長いこと。クリティカルヒットで身体の動かし方を忘れてしまった私が多分こんな顔( ̄▽ ̄;)でフリーズしている間に、隣に座るドイツさんは席を立ち、キッチンへ新しいビールを取りに行きました。

私はかちこちに錆びついてしまった首を頑張って動かし、ドイツさんの方を見ました。冷蔵庫の明かりで少しだけ見える彼が、気のせいか少しだけ寂しそうに見えました。薄暗い部屋の状況がそう思わせたというのもありますが、私は急に、彼に悪いことをしている気になってしまい、ドイツさんが可哀そうになってしまったのです。

勝手に誤解して自分の中でオリジナルストーリーを作ってしまったのはドイツさんなのだけれど、そのアダルトな脳が作り上げたお話はドイツさんを落ち込ませたのだろうか・・・。

 

そしてここから、彼の会心の一撃で彼と同じく勝手に思い込み、勝手にストーリーを作り上げ、それに加えてあたふたしてしまった私のターンになりました。

 

私、誰のものでもないけど、取られると嫌なの・・・?( ̄  ̄;)

 

嫌な思いをさせてしまったの?

 

悪いことをしてしまったり、人に嫌なことをしていると気付いてしまうと、どうしてこういても立ってもいられなくなるんでしょうか。言葉で表すのは難しいですが、落ち込むというよりは、その時の気分は人間失格になったようなものでした。できることなら時間を巻き戻し、今のドイツさんのセリフも周辺もこの話題の全てもなかったことにしたいと思いました。

そして焦った私は、ビールを取って戻ってきた彼に、奇妙な質問の仕方にも気づかず変なことを直球で聞いてしまいました。

 

「他の人とも寝たほうがいいの?」

「No, bitch」

 

「お前バカか」とドイツさんが顔面で語っていました。間違いなく、あれは何を聞いているんだという顔でした・・・。だけどこの時点で私はまだ可笑しな事を言ってしまったことに気づいていません。まだ脳へ受けたダメージから回復しておらず、若干暴走気味の私は続けます( ̄▽ ̄;)

 

「私にはドイツさんだけだよ」

 

変な質問に続けてまた変なことを言ってしまいました。でもこれはある意味本当のことだったりします。だけどそれは、寝ないというか寝られないというか、一度に複数と関係を持てるほど器用ではないという意味で、です。

ドイツさんが私を見ます。ふーん・・・という、結局座ったような目つきで。

そして数分遅れてようやく「現在」をキャッチした私は自分の発言に、はっ!( ̄□ ̄;)となりました。

 

この日はちょっと意外なドイツさんの反応に少し考えてしまいました。なぜなら、私はこのようなことには無縁のドイツさんしか知らなかったからです。遊び呆けている彼ですし、相手の事にあまり関心は持っていないものだと思っていました。ドイツさんがこうなる前には長年連れ添った彼女はいたそうですが、昔のことはあまり話してくれませんし・・・。私も聞かないんですけどね(^^;)

 

「私にはドイツさんだけだよ」

幸い、私のこのひと言は私たちにある意味光をもたらしました。ようやく決着と言ってもいいくらい、ドイツさんはいつもの自分を取り戻したのか言いました。

 

「Then you will never reach up to cocks anymore without my permission 」

・・・( ̄  ̄;)

 

言い方がね・・・でもそれでこそドイツさんです・・・(^^;)

さようならポーランドさん、そして、私たちは元通りになりました。

 

 

おしまい(^^;)

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