深夜3時の奇妙な二人②:私の崩壊

「Pull your hair behind the ear. Do you know what I will? I’ll slap you 」

何がどうしてこうなったのか・・・( ̄  ̄;)

私は驚きのあまり何も言葉が出ませんでした。

ただ、夜中の3時からビンタって土曜日もまだ始まって間もないのに散々なんですけど・・・( ̄  ̄;)と、今は思います。

 

逆らう者容赦なしな一方的なお言葉を頂いて混乱もあったのでしょうか。正面にいる彼を見ているはずなのに、私の視界は彼を数秒間消し去っていました。たまにペンを探している時とかに目の前にあるペンに気づかない・見えない現象が起きますけど、あれって何なのでしょうね。諦めた頃に「あっ!」と目の前に出てきたり、探したはずのテーブルの上にちょこんと置いてあったり。不思議です。

彼があのまま消えたままでいてくれたらよかったのになぁと思うのですが、残念ながら私が我を取り戻して?か、ドイツさんが再び現れると、目の前には本気の目をした彼がこちらを見ていました。

そしてどうしてかな、抵抗することなくビンタを受ける気になっている私もそこに・・・( ̄  ̄;)約3カ月離れていましたが、対ドイツさんでの私の従順さというものは変わっていないようです。

しかしながら私は今あの時の私に言いたい。お断りなさいと。嫌と言えることができたならこの後の状況も変わったのかもしれないのに、どうして彼が目の前だとされるがままになるのでしょうか・・・。

 

「Close your eyes, chin up, you will take 5 slaps 」

「You don’t understand. I don’t like you went to see the Polish 」

えっ・・・片付いたんじゃなかったの・・・?( ̄  ̄;)

 

ビンタの理由がすり替わっているのはさておき、私は目を閉じました。

いつ平手が来るのかわからない恐怖と目を開けたいけど閉じていないといけない勝手な使命感との狭間で、私は小動物並みにビクビクと怯えておりました。

「これはハチの為にするんだよ」

 

耳元で彼の声が聞こえて部屋の中が静かになると、バシッ!!っと音がしました。頬に痺れるような痛みを感じたと同時に、脳がグラグラと揺れるような感覚がありました。思い返せば一方的に打たれるあの衝撃といったら、「なんでやねん!」とツッコミを返したくなるものですが、あの時はビンタとはこんなにも激しいものだったのかと理解する間もなく、続けて容赦のない2回目の平手打ちだけがバシッ!!と頬に。

私は終始無言で痛みに耐えていたのですが、先に言いますがそんなものは無理でした( ̄▽ ̄;)頬の痛みが辛いというよりは精神的なものなのでしょうか・・・、滅入るというか、何かが崩れていくというか・・・。

3回目までは何とか持ちこたえられたのですが、4回目には声が抑えられなくなり、ヒック、ヒックと子供が泣くときのように嗚咽してしまい、5回目のその瞬間には(あっ、私、終わった・・・)と踏ん張っても無駄なのだと清く悟ったので、ビルの爆破解体の如く私の精神は木っ端みじんに砕けました・・・( ̄▽ ̄;)そしてダムの放流の如く涙が溢れて止まらなくなりました。

アルコールのせいなのか、叩かれて脳が揺れたせいなのか、頭もガンガンしてきていました。気分は最悪で、目の前のドイツさんに泣きじゃくるこんな私を見られたくもないし、思い直してどうにかして泣くのを抑えようと思ったのですが、一度崩れたものは抑えが効かず、二度言いますが頑張っても無理なものでした( ̄▽ ̄;)

 

しくしくと泣く私の前で表情ひとつ変えないドイツさんは言いました。

「好きでやってるんじゃないんだよ」

「ハチを傷つけたくないけど、俺の知らない他の男と遊びに行ったことが許せないし、ハチにもしてほしくない。わかる?」

 

泣くピークを超えた私は嗚咽をしながら精いっぱい答えました。

「ティッシュ欲しい・・・」

 

「もう二度としない、約束するわ」と・・・ややシチュエーションおかしいですが、漫画やドラマなんかではこんなセリフが出てきそうですね。しかし、この時の私はティッシュ以外ものは必要ないくらいに、関心は猛烈に「ティッシュ」の一択でした。

やっぱり本気で泣くといろんなものが溢れます(^^;)人前で泣いてしまった恥ずかしさもあったのですが、この時は垂れてくる鼻水のことが解決必須、最重要課題になっていました・・・( ̄▽ ̄;)

だけど彼も引かない人ですので彼の求めるリアクションを私がするまでは行かせてくれません。

「もうしないで。わかった?」

「ティッシュ・・・」

「わかったの?」

仕方がないのでこくっと無言で頷くと、ドイツさんはこの夜最高に情熱的といえるであろうキスをしてくれました。だけど、あの・・・私・・・鼻水が・・・( ̄▽ ̄;)

「何か拭くものを持ってくるよ」

そう言ってドイツさんはソファを後にしたのでてっきりティッシュを取って来てくれるものと思っていたのですが、彼が持ってきてくれたものはなんと、キッチンペーパーでした( ̄▽ ̄;)近かったからとかいう理由でしたが、キッチンペーパーでは鼻が痛い・・・。

実はこの夜、ソファ、バスルーム、そして行為中のベッドの上と、片方の頬ばかり合計15回もビンタをされているんです・・・。そうです、私はこの夜3回泣きました( ̄▽ ̄;)そのビンタをされる理由が「これは奴(ポーランドさん)と観覧車に乗った分」とか「これは奴と美味いもの食べた分」だとか・・・リベンジじゃないんだからさ・・・( ̄  ̄;)

でもドイツさんが良く思っていなかったことは十分伝わりましたよ。

 

さて、このビンタの夜は散々な体験ではあったのですが発見したこともありまして、叩かれて、泣いて、ちょっとスッキリしたのも事実なんです・・・。私の為にするって言ったドイツさんの言葉も強ち嘘ではないのかも・・・?と、無理に良い方に捉えているわけではないですが、自分のその時の気分や捉え方次第では良い効果も少しはあるのかなぁとも思ったり(^^;)

 

覚えていることを書き出してはみましたが、何分酔っ払いのしたことですのでね。すみません、よくわかりませんね・・・( ̄▽ ̄;)

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